Takeshi Kanetake / Fireworks Photographer / Photographer

About : Takeshi Kanetake / 金武 武


日々進化を続ける花火を追い求めて



花火に心を奪われてしまった。

花火を見るために数十万人の人が集まる。その数十万人がともに感動を味わっている。

大音響とともに光輝き、どこまでも大きく広がっていく花火。

感動によって身体だけではなく心も震えてくる。



やがて消えてしまう儚さ。本当によい花火を見ると涙が溢れてくる。



ある花火師が「同じものは作れない」と言った。

時代や環境の変化により、火薬の製造方法や原材料が変わってきているのだ。

伝承されてきた伝統的な花火を、現在手に入れることができる火薬で再現しようと

努力している花火師がいる。

また、新しい火薬を使って、見たことのない新しい花火を作り出そうと試行錯誤している

花火師もいる。



花火は永久不変ではない。日々進化しているのだ。

色、形、打ち上げ方法など想像もできなかった花火が毎年たくさん発表される。

そして、進化する花火を撮るためには撮影者も進化しなければならない。



花火を写真で表現することには限界があると感じている。

写真で表現できるのは花火の魅力のごくわずかな部分だけだと思うのだ。

それでも私は花火の写真を撮り続ける。

多くの人に、ほんの少しでも花火の魅力を伝えるために。



私の写真をきっかけにして花火に興味を持ってくれた人がいるならば、

私の思いは叶ったのかもしれない。



日々進化を続ける花火を追い求め、私も進化し続けていきたい。

生涯追いかけ続けることになった花火。

花火と出会ったことに感謝している。

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写真の技術を独学で学び30歳で写真家として独立
打上げ花火を独自の手法で撮り続けている。
写真展、イベント、雑誌、メディアでの発表を続けている。
近年では花火の解説や講演会の依頼、写真教室での指導が増え続けている。

1963年神奈川県横浜生まれ